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森嶋 彌重*; 古賀 妙子*
PNC TJ1630 97-001, 37 Pages, 1997/03
土壌中にはウランやラジウム等を含む鉱物が広く分布しており、これらがラドンの発生源として種々の形態で人の生活環境に関与し、ラドン濃度は様々な要因によって時間的にも空間的にも大きく変動している。そこで、環境大気中のラドン濃度の経時変動および場所による濃度レベルの分布を簡便にしかも、正確に評価するために特にピコラドシステムおよび液体シンチレーションスペクトロメータ(Tri-carb 2250CA)を用いて空気中ラドン濃度の測定に関する基礎的研究を行うとともに、日本でも有数のラドン温泉である鳥取県三朝温泉と、その周辺地域のラドン濃度の測定を行い、ラドンおよび崩壊生成核種の環境中挙動に関する検討を行ったので、その結果を報告する。
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PNC TJ1621 95-001, 112 Pages, 1995/03
テクネチウム-99は、核分裂収率が高く、半減期も21万年と極めて長いため、核燃料サイクルにかかる環境影響評価上重要な核種である。環境中でのテクネチウム-99は、多様な化学形をとるため、土壌及び海洋環境中における振る舞いが複雑であり、バックグラウンドレベルの確認及び移行挙動の解明を行う必要がある。このため、本研究では、日本国内のバックグラウンドレベルの調査及び移行挙動係る研究を総合的に実施する。この報告書には、Tcの発見の歴史、物理化学的性質、環境試料中の99Tcの分析・測定法、大気圏、陸圏および水圏における99Tc濃度レベルと挙動などに関して、すでに発表されている文献を調査評価した結果を記した。高レベル放射性廃棄物の処理・処分問題に伴う地中での地下水との相互作用の基礎研究が、多くの研究者の関心を集め報告件数が増大しているのが最近の特徴と言える。
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PNC TJ1621 94-001, 111 Pages, 1994/03
核燃料サイクル施設から一般環境に漏洩する可能性のある長寿命人工放射性核種の長期動態を評価・予測するための基礎研究として、すでに環境中で定常状態となっていると考えられる天然放射性核種の海洋における挙動研究を実施する(平成3年から平成5年度までの3年間)。このため海水中に存在するウラン、トリウム、ラジウムあるいはポロニウムを構成する諸核種について、沿岸海洋の濃度レベル、海洋生物への濃縮、海底堆積物への移行・蓄積などについて調査・検討を行う。平成3年度は、以下の項目についてレビューを行った。(1)海洋試料中に含まれる放射性核種の定量法(2)海洋における238U(234U)、232Th(228Th)、226Ra(228Ra)、222Rn、210Pb、210Po、の分布と挙動(3)LLRLのこれまでの研究成果
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PNC TJ1615 94-002, 22 Pages, 1994/02
現在、人形峠事業所に設置した校正用ラドン・チェンバーにより、環境中のラドンのモニタリングのための測定器の校正が行われている。しかしながら、野外などの実環境でのラドン濃度の実態と校正用チェンバー内のラドン濃度レベルとには、少なからぬ相違がある。このため、いくつかのラドンモニターの動特性の測定結果をふまえて、これらの状況に対応した校正手法を確立するためのアプローチと、それと共に将来必要となるであろうラドン娘核種濃度測定装置に関するサンプリング法を含む高度化された校正法について検討した。
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PNC TJ1621 93-001, 76 Pages, 1993/03
核燃料サイクル施設から一般環境に漏洩する可能性のある長寿命人工放射性核種の長期動態を評価・予測するための基礎研究として、すでに環境中で定常状態となっていると考えられる天然放射性核種の海洋における挙動研究を実施する。このため海水中に存在するウラン、トリウム、ラジウムあるいはポロニウムを構成する諸核種について、海洋での存在状態、海洋生物への濃縮、海底堆積物への移行・蓄積などについて調査・検討を行う。この報告書には、東海近辺(日立市久慈浜を含む)および比較対象として大洗の沿岸で採取した海産生物について40K、U同位体、Th同位体、226Ra、210Pb、210Poおよび137Csの分析を実施した結果を記した。海産生物は、東海事業所安全管理部環境安全課(事業団)で定期的に採取して測定を行っているシラス、カレイ(ヒラメ)、平貝(コタマ貝)およびアラメ(ヒジキ、カジメ)を対象とした。今回すべての海産物試料において、上記の核種を測定することができ、これら核種の生物の濃縮程度および生物間の種差の違いによるレベル差などを考察した。